2018-12-06 第197回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
将来の女性研究者、女性医師の養成という点では、東京医科大学が長年にわたり入試に際し女性であることのみを理由にして不利な点数調整を行った、このことを私、看過できないわけです。 東京医科大の行為は、もう重大な女性差別、人権侵害だと思うわけですが、文科省が他の医科大学、医学部も含め行った調査では、他の医学部でもそうした実態があったということも明らかになりました。
将来の女性研究者、女性医師の養成という点では、東京医科大学が長年にわたり入試に際し女性であることのみを理由にして不利な点数調整を行った、このことを私、看過できないわけです。 東京医科大の行為は、もう重大な女性差別、人権侵害だと思うわけですが、文科省が他の医科大学、医学部も含め行った調査では、他の医学部でもそうした実態があったということも明らかになりました。
東京医科大学からは、今回の追加合格者に対する対応につきまして、まずは、学長等の大学執行部の以外の者から選任されました新入試委員会により、属性による点数調整などの影響を排した新合格者選定名簿を作成した上で、新名簿に基づいて、平成二十九年度、三十年度の各入試区分における募集人員まで合格者を決定することとしたとの説明を受けております。
十月二十三日に東京医科大学の第三者委員会の第一次報告書が公表されまして、平成二十九年度及び三十年度の小論文試験について、性別などの属性に応じて点数調整を行っていたことなどが改めて確認をされたところでございます。 大学入学者選抜につきましては、公正かつ妥当な方法により行うことが求められているところ、今回の事態は大変遺憾であり、大学の信頼を失う重大な問題と考えております。
東京医大自身が十月二十二日に公表した第一次調査報告書では、二次試験の小論文の採点で、現役男子や一浪から三浪の受験生には加点し、四浪以上や女子には加点せず、得点操作が行われていたこと、女性を不利益に扱う点数調整や合否判定が行われたことを明らかにしております。
さらにお尋ねをしますけれども、昨年来いろんな雑誌や新聞等にも登場をし、本国会でも衆議院では本会議、参議院では決算委員会、ここらあたりも取り上げられてきたんですけれども、社会科、理科などの選択科目による平均点格差、これをめぐって人為的な点数調整がやられているんじゃないかという問題が取り上げられた。